「借金がつらい=任意整理をするべき」
必ずしも、そうとは限りません。
実際の現場では、
☞任意整理をしなくても問題なく立て直せた方
☞他の選択肢の方が適していた方
も一定数存在します。
この記事では、借金問題に長年携わってきた司法書士の視点から、
「任意整理をしない方がいい人の特徴」を解説します。
⚠まず大前提|任意整理は「万能」ではない⚠
任意整理は、大きなメリットと、生活に影響のあるデメリット、両方の側面があります。
そのため、状況によってはやらない方がいいケースもあります。
- 将来利息をカット
- 返済額を減らす
- 信用情報への影響
- 一定期間ローンが組めない
任意整理しない方がいい人の特徴【7選】
① すでに問題なく返済できている人
具体的には
•毎月の返済に無理がない
•生活費を圧迫していない
•貯蓄もできている
このような場合、あえて信用情報に傷をつける必要はありません。
司法書士コメント
「念のため、という理由だけで任意整理を選ぶ必要はありません。
問題なく返せているなら、そのまま完済を目指すのが良い場合もあります。」
② 借入額が少額で、短期間で完済できる人
目安
•借入総額が年収の3分の1以下
•1〜2年以内に完済できる見込み
この場合、利息負担よりもブラックのデメリットが大きくなることがあります。
③ 住宅ローン・自動車ローンを近々組む予定がある人
任意整理をすると、完済後 約5年間はローン審査が厳しくなります。
例えば
•半年以内に住宅購入予定
•仕事上どうしても車が必要
☞この場合は、任意整理ではなく、家計収支の見直しを優先すべきです。
④ ブラックになると職業上支障が出る可能性がある人(基本的にはない。)
基本的に、任意整理が就職や転職に直接影響することはないので気にする必要はありません。
ただし、以下のような職種・立場の方については、これまでのご相談事例の中で、ごく稀に会社側から本人に対して状況の確認を求められたケースがあった、という話を伺うことがあります。
•金融機関関連の職種
•経理・財務の責任者
•会社役員
※ なお、「自己破産」とは異なり、任意整理によって法的に職業上の資格制限が生じることはありません。
また、自己破産の場合であっても、資格制限がかかるのは一部の限定された職種に限られ、手続き終了後にはその制限も解除されます。
⑤ すでに延滞・滞納がなく、信用情報が良好な人
•遅延なし
•滞納歴なし
•クレジットスコア良好
この状態で任意整理を行うと、初めて事故情報が登録されます。
☞「ブラックを避けたい」のであれば、まずは現状維持+家計改善を検討すべきです。
⑥ 親族・第三者が一時的に援助できる状況にある人
•一時的に立て替えてもらえる
•低利・無利息で借りられる
この場合、任意整理よりも早く・信用を傷つけずに解決できることもあります。
※ただし、人間関係が悪化することもあるので、慎重に検討が必要です。
⑦ 任意整理より「別の債務整理」が適している人
例えば、
•借金総額が非常に大きい
•収入が不安定
•返済原資がない
この場合、任意整理ではなく
•個人再生
•自己破産
の方が、生活改善に適しているケースもあります。
- 🙆♂️ ① すでに問題なく返済できている人
- 🤏 ② 借入額が少額で、短期間で完済できる人
- 🏠 ③ 住宅ローン・自動車ローンを近々組む予定がある人
- 👔 ④ ブラックになると職業上支障が出る可能性がある人(基本的にはない。)
- ✨ ⑤ すでに延滞・滞納がなく、信用情報が良好な人
- 🤝 ⑥ 親族・第三者が一時的に援助できる状況にある人
- ⚖️ ⑦ 任意整理より「別の債務整理」が適している人
逆に|任意整理を検討すべき人の共通点
比較のため、簡単に触れておきます。
•利息ばかりで元本が減らない
•返済のために借金をしている
•2〜3ヶ月以上の滞納がある
•裁判・差押えが不安
☞この場合、「任意整理しないリスク」の方が大きい可能性があります。
- 💸 利息ばかりで元本が減らない
- 🚲 返済のために借金をしている
- 🗓️ 2〜3ヶ月以上の滞納がある
- ⚖️ 裁判・差押えが不安
よくある質問
A. もちろんです。
「債務整理をしない」という判断をするために、ご相談に来られる方もいらっしゃいます。
また、状況によっては、私の方から債務整理を行う前に、まずは浪費を見直すことから始めましょうとご提案し、結果として債務整理をせずに生活を立て直された方もいらっしゃいます。
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- 相談無料
A. 多くの司法書士事務所では初回相談は無料です。
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司法書士監修まとめ|「やらない判断」も立派な選択
任意整理は「借金があるからやるもの」ではありません。
「今の返済が、将来の生活を壊さないか」
そこを基準に考えることが最も重要です。
✅任意整理は全員に必要な手続きではない
✅状況によっては、やらない方が良い人もいる
✅正解は「借金の額」ではなく「返済が確実にできるか」
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- 相談無料
司法書士なみき法務事務所
監修者:司法書士なみき法務事務所 代表 並木康剛
埼玉司法書士会所属 第2017号
【経歴】
15年にわたり、債務整理案件(任意整理・自己破産・個人再生)に対応し、多くの相談者様の生活再建をサポートしてまいりました。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。


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