過払金とは?仕組み・対象者・請求方法・注意点をわかりやすく解説

過払金が発生する仕組みの図解。グレーゾーン金利(利息制限法と出資法の間の金利)が無効と判断され、返還請求が可能になった流れ 過払い金

「過払金って何?」
「もう返し終わった借金でも、お金が戻ってくることはある?」

借金問題を調べていると、必ず目にするのが「過払金」という言葉です。
結論から言うと、条件に当てはまる場合、過去に支払い過ぎた利息を取り戻せる可能性があります。

ただし、すべての人が対象になるわけではなく、時効や信用情報への影響など、注意すべき点も多いのが実情です。

過払金とは何ですか?

💰

過払金とは?

過払金とは、貸金業者に対して、 法律で定められた上限金利を超えて支払っていた利息のことを指します。

🗓️

2010年の貸金業法完全施行以前は、
多くの消費者金融やクレジットカード会社が、
利息制限法の上限金利である15〜20パーセントを超える金利で貸付を行っていました。🏢

その結果…どうなった?🤔
😓💸

本来支払う必要のなかった利息を、
長期間にわたり支払っていたケースが多数存在します。

🔙✨

この返しすぎた利息が、
過払金です。

過払金が発生する仕組み

過払金が発生する背景には、かつて存在した「グレーゾーン金利」があります。

これは、利息制限法と出資法の上限金利の間に存在していた金利帯で、当時は多くの貸金業者がこの金利で貸付を行っていました。

その後の最高裁判例により、たとえ借り手が任意で支払っていた場合でも、利息制限法を超える部分は無効と判断され、払いすぎた利息について返還請求ができる可能性が認められました。

📉 過払金が発生する仕組み
🏛️ 昔のルール 法律の上限が「2つ」あった。
(利息制限法 vs 出資法)
🌫️ グレーゾーン 利息制限法と出資法の上限金利の間に存在していた金利帯
これが高すぎた!
⚖️ 最高裁の判断 そのすき間は…
「無効(払う必要なし)」と判決!🔨
💰 結果 払いすぎた利息について
返還請求が可能に!

過払金返還請求の対象となる可能性がある人

次の条件に当てはまる方は、過払金が発生している可能性があります。

🗓️
2010年6月以前から借入れをしていた
💳
消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用していた
完済後10年以内である
🔄
長期間にわたり、借入と返済を繰り返していた

一方で、

🆕
最近の借入
🏦
利息制限法内の
銀行カードローン
🛍️
ショッピングのみを
利用していた場合
👆 これらに当てはまる場合は、発生しません 🙅‍♂️

完済していても過払金は戻りますか?

戻る可能性があります。
すでに借金を完済している場合でも、過払金返還請求は可能です。
むしろ、完済後の過払金請求は、信用情報への影響が無く手続きも比較的シンプルというメリットがあります。

ただし、完済から10年以上経過している場合は、時効の問題が生じるため注意が必要です。

🔙 完済している場合は?
🙆‍♂️ 請求は? 完済していても
「請求可能」です!✨
🛡️ メリット 信用情報(ブラックリスト)への
影響はありません!😊
⚠️ 注意 完済から10年経過すると
時効の問題が生じます⏳

過払金返還請求の流れ

過払金の返還請求は、ご自身で手続きをするのはハードルが高いので、弁護士や司法書士に依頼するのが一般的です(基本的に完全成功報酬の事務所が多いので、過払金が戻ってこない限り、費用が発生しません)。

🔄 返還までの流れ
📄
STEP 1
まず、
貸金業者から取引履歴を取り寄せ、
🧮
STEP 2
利息制限法に基づいて引き直し計算を行います。
🔍
STEP 3
この計算によって、
過払金が発生しているかどうか
発生している場合はいくらになるのか

を確定させます。
🤝
STEP 4
その後、
貸金業者との交渉、または必要に応じて訴訟を行い、
過払金の返還を求めます。

過払金請求に時効はありますか?

あります。原則として、最後の取引から10年で時効となります。

時効が成立すると、過払金が発生していても、返還請求はできなくなります。
「もしかして対象かもしれない」と思った場合は、早めに確認することが重要です。

過払金請求の注意点

完済後の過払金請求であれば、原則として大きなデメリットはありません。
一方で、現在も借入れが残っている場合は注意が必要です。
過払金請求を行うことで、信用情報に影響が出る可能性があります。
また、取引履歴の内容や貸金業者の対応によっては、過払金と債務整理をあわせて検討すべきケースもあります。

⚖️ 借金は残っていますか?
🙆‍♂️ 完済後
デメリットなし!
原則として、信用情報への影響はありません。
(安心して請求できます✨)
⚠️ 返済中
注意が必要です
信用情報(ブラックリスト)に載る可能性があります。
まずは専門家に相談しましょう。
無料相談をご利用ください。

自分で過払金請求はできますか?

理論上は可能です。
しかし、

⚠️ 重要な3つのポイント
🧮
引き直し計算の正確性
🗣️
貸金業者との交渉
⚖️
時効や信用情報への影響の判断

これらを誤ると、
本来取り戻せたはずの金額が減ってしまうこともありますので、ご注意ください。🙇‍♂️

まとめ:過払金は早めの確認が重要

過払金は、条件に当てはまれば、正当に取り戻せるお金です。
一方で、

時効
💳
信用情報への影響
⚖️
債務整理との関係

など、判断を誤ると不利になる点も存在します。

まずは、自分が過払金請求の対象になるかどうかを確認することが第一歩です。
過払金があるかな?と思ったら、早めに専門家へ相談しましょう。

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司法書士なみき法務事務所

司法書士並木康剛

監修者:司法書士なみき法務事務所 代表 並木康剛

埼玉司法書士会所属 第2017号

【経歴】
15年にわたり、債務整理案件(任意整理・自己破産・個人再生)に対応し、多くの相談者様の生活再建をサポートしてまいりました。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

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