「過払金って何?」
「もう返し終わった借金でも、お金が戻ってくることはある?」
借金問題を調べていると、必ず目にするのが「過払金」という言葉です。
結論から言うと、条件に当てはまる場合、過去に支払い過ぎた利息を取り戻せる可能性があります。
ただし、すべての人が対象になるわけではなく、時効や信用情報への影響など、注意すべき点も多いのが実情です。
過払金とは何ですか?
過払金とは?
過払金とは、貸金業者に対して、 法律で定められた上限金利を超えて支払っていた利息のことを指します。
2010年の貸金業法完全施行以前は、
多くの消費者金融やクレジットカード会社が、
利息制限法の上限金利である15〜20パーセントを超える金利で貸付を行っていました。🏢
過払金が発生する仕組み
過払金が発生する背景には、かつて存在した「グレーゾーン金利」があります。
これは、利息制限法と出資法の上限金利の間に存在していた金利帯で、当時は多くの貸金業者がこの金利で貸付を行っていました。
その後の最高裁判例により、たとえ借り手が任意で支払っていた場合でも、利息制限法を超える部分は無効と判断され、払いすぎた利息について返還請求ができる可能性が認められました。
過払金返還請求の対象となる可能性がある人
次の条件に当てはまる方は、過払金が発生している可能性があります。
一方で、
銀行カードローン
利用していた場合
完済していても過払金は戻りますか?
戻る可能性があります。
すでに借金を完済している場合でも、過払金返還請求は可能です。
むしろ、完済後の過払金請求は、信用情報への影響が無く手続きも比較的シンプルというメリットがあります。
ただし、完済から10年以上経過している場合は、時効の問題が生じるため注意が必要です。
過払金返還請求の流れ
過払金の返還請求は、ご自身で手続きをするのはハードルが高いので、弁護士や司法書士に依頼するのが一般的です(基本的に完全成功報酬の事務所が多いので、過払金が戻ってこない限り、費用が発生しません)。
過払金請求に時効はありますか?
あります。原則として、最後の取引から10年で時効となります。
時効が成立すると、過払金が発生していても、返還請求はできなくなります。
「もしかして対象かもしれない」と思った場合は、早めに確認することが重要です。
過払金請求の注意点
完済後の過払金請求であれば、原則として大きなデメリットはありません。
一方で、現在も借入れが残っている場合は注意が必要です。
過払金請求を行うことで、信用情報に影響が出る可能性があります。
また、取引履歴の内容や貸金業者の対応によっては、過払金と債務整理をあわせて検討すべきケースもあります。
自分で過払金請求はできますか?
理論上は可能です。
しかし、
まとめ:過払金は早めの確認が重要
過払金は、条件に当てはまれば、正当に取り戻せるお金です。
一方で、
など、判断を誤ると不利になる点も存在します。
まずは、自分が過払金請求の対象になるかどうかを確認することが第一歩です。
過払金があるかな?と思ったら、早めに専門家へ相談しましょう。
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司法書士なみき法務事務所
監修者:司法書士なみき法務事務所 代表 並木康剛
埼玉司法書士会所属 第2017号
【経歴】
15年にわたり、債務整理案件(任意整理・自己破産・個人再生)に対応し、多くの相談者様の生活再建をサポートしてまいりました。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。


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