【2025年12月最新版】SMBCモビット(旧モビット)は任意整理できる?|和解条件・注意点を解説

SMBCモビットの任意整理における和解条件の厳しさを表現したイメージイラスト 業者別和解ライン

「モビットの返済が苦しい」
「滞納が続いていて、裁判にならないか不安」

このような状況で任意整理を検討している方も多いのではないでしょうか。
SMBCモビット(旧モビット)は任意整理に応じてくれますが、対応はやや厳しく、早期対応が極めて重要な会社です。
本記事では、モビットの任意整理について、和解条件の目安、裁判リスク、注意点を分かりやすく解説します。

【結論】モビットは任意整理できる?

SMBCモビットの任意整理・和解ライン

•任意整理:可能
•交渉スタンス:やや厳しい
•将来利息:基本的に全額カット(ゼロ)
•分割回数:取引期間に応じて決定
ただし、受任後3か月程度で和解がまとまらない場合、訴訟を起こされる可能性がある点が、モビット最大の特徴です。

モビット任意整理の和解条件|返済回数の目安

モビットの任意整理では、取引期間の長さが分割回数を決める重要な要素になります。

一般的な目安は以下のとおりです。

•利用期間1年未満:12回払い
•利用期間2年未満:24回払い
•利用期間3年未満:36回払い
•利用期間4年未満:48回払い
•利用期間5年以上:60回払い

したがって、取引期間が1年未満の場合は、任意整理をしない方がよいケースもあります。
メリットのある和解を目指すのであれば、最低でも2年以上の取引期間があることが望ましいといえます。

将来利息はどうなる?|基本はゼロ

モビットの任意整理では、将来利息は原則として全額カットされます。

つまり、
•和解成立後は利息は無し
•元金のみを分割で返済

となります。
ただし、裁判を起こされてしまった場合は例外があり、後述するデメリットが生じます。

⚠モビットは「訴えるのが早い」会社|3か月ルールに注意⚠

代理人(弁護士・司法書士)が受任してから…

約3か月以内に和解が成立しない場合
裁判手続きに入る可能性が高い

モビットは、消費者金融の中でも訴訟までのスピードが早い会社です。
重要ポイント
代理人(弁護士・司法書士)が受任してから…
• 約3か月以内に和解が成立しない場合
• 裁判手続きに入る可能性が高い
そのため、モビットの任意整理では

👉 「とにかく早期和解」が最大のポイントになります。

裁判を起こされた場合のデメリット

万が一、モビットに訴えられてしまった場合でも、和解自体は可能です。
しかし、以下のようなデメリットがあります。
•任意での和解よりも月々の返済額が上がる可能性がある
•裁判上の和解となることが多く、和解後に支払いが遅れると給与差押えの可能性がある

つまり、任意整理本来のメリットが小さくなってしまいます。

三井住友カードとの合併による注意点【重要】

モビットは、2023年7月に三井住友カードへ吸収合併されました。
(※2025年12月現在、和解条件自体に大きな変更はありません)

注意すべきポイント

• 債権者は「三井住友カード」が担当
• モビットと三井住友カードの両方から借入がある場合

どちらか一方だけを整理することは原則不可
任意整理をすると、三井住友カードの全てのカード(クレジットカード)が使えなくなる可能性が高い

モビット任意整理は事務所選びが重要な理由

モビットは、
•交渉姿勢が厳しい
•早期和解ができないと裁判を起こされやすい
という特徴があります。

そのため、
✅モビットとの和解交渉に慣れている
✅早期に交渉をまとめられる
このような事務所に依頼することが、メリットのある和解を取る鍵になります。

モビットの返済をすでに滞納している方へ

すでに「モビットの返済を滞納している」という方は、リスクが高い状態です。

⚠放置するリスク⚠

1. 利息や損害金で借金が膨らむ
2. 判決を取られると、給与や口座の差押えをされる危険性
放置せず、早めに弁護士・司法書士へ相談することが最優先です。

まとめ|モビットの任意整理は「早期和解が鍵」

SMBCモビット(旧モビット)の任意整理は可能ですが、
•対応はやや厳しい
•訴訟までが早い
•3か月以内の和解が重要 という特徴があります。

03-6864-8546からの着信について|モビットからの督促の可能性あり

03-6864-8546からの着信は、モビットからの督促である可能性があります。
無視し続けると、一括返済を求められたり、最悪の場合、裁判を起こされるリスクもあります。
モビットから滞納に関する電話があった場合は、できるだけ早く専門家に相談し、適切な対処を行いましょう。

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司法書士なみき法務事務所

司法書士並木康剛

監修者:司法書士なみき法務事務所 代表 並木康剛

埼玉司法書士会所属 第2017号

【経歴】
15年にわたり、債務整理案件(任意整理・自己破産・個人再生)に対応し、多くの相談者様の生活再建をサポートしてまいりました。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

司法書士なみき法務事務所 公式サイト
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